2011年10月26日水曜日

被害者か?加害者か?


先日、とあるブログをネットパトロール探索中に発見しました。
内容は、近所の方から嫌がらせを受けていると書かれたものでした。
 ~ブログ内容一部抜粋~
バラスが、軒下で栽培している野菜に直撃したりして茎が折れたり葉に穴が空いたりと迷惑しています。
「軒下で栽培している高級野菜もカバーをかぶせていても何処からか飛び散って入ってきた小石で茎が折れていたりしましたが、2月から続いていた収穫がお盆で終わりましたので、今はガラスが割られないかヒヤヒヤしているダケです。
ブログの作者は、自分は被害者だと言っています。
しかし、ブログの内容を確認してみると加害者だと言う人達の画像(顔写真・車の車種・車のナンバー)がモザイクなどの加工もされずに大きく載せられていました。
 中には未成年の顔写真も堂々と加害者だと載せられています。
 
 そこで、ふと考えました。
「これは、逆に加害者だといわれている人達が被害者になってはいないか?」
本当に悪いことをしたかどうかもそのブログだけでは事実は判りませんが、個人のブログといえども他人の画像を堂々とアップしていることは問題です。
 インターネットは自分だけのスペースではありません。
 自分がアップしたものを削除しても、すべてが簡単に消えるわけではありません。
 もう少しインターネットに対して慎重に行動してください。


2011年10月12日水曜日

自ら招いた惨事!






9月にパトロールをしていて、発見した検索結果の一部を紹介します。



  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 


twitterで『飲酒運転をした』とつぶやきで告白した大学生が、2chで飲酒運転をした人物として個人情報を晒されたり・飲酒運転とは別にただの悪口、誹謗中傷にあたる書き込みをされている。というものを発見しました。



同月内でその他2件、DECOLOGのブログ上で『飲酒運転をした』という告白をしている日記を発見しました。飲酒運転は犯罪なので本人がそれをのせるということは、自白したとみなされてもしかたありません。その事で2chなどで叩かれたとしても、それは自業自得ですよね・・・。それぞれが、身内の者しか見ないだろうという安易な考えでUPしたのかもしれませんが、ブログも不特定多数の者が見ることができるのでtwitterの大学生のような状況になりかねません。





飲んだら乗るな!!乗るなら飲むな!!です。。。

2011年10月4日火曜日

公序良俗とネットフィルタ

ネットパトロールをしておりますと、猥褻(わいせつ)な文章表現や画像がたくさん見受られます。

アダルトサイトでは、一般的に18歳以上/未満 の年齢確認が行われます。
しかし、年齢確認が行われないサイトや、場合によっては、利用契約として本人の個人情報を入力する前の段階で「契約成立しました。」、「あなたの個人情報を取得しました。」というような、詐欺まがいの手法で構成されたサイトもあります。また、米国のサーバーを使用し米国の法律を適用するサイトとして日本語のポルノサイトも存在します。

このようなアダルトサイト周辺には、日本の多くのネットユーザーに見せることを目的として作成された アダルトサイトリンク集(掲示板形式)が沢山存在します。(アフィリエイトです。)

そして、このアダルトサイトリンク集となっている掲示板は、普通の人が、「国内各市町村名」と「掲示板」をキーワードに検索すれば、かなりの上位にヒットするように検索エンジン最適化(SEO)が行われています。
(SEOとは、簡単に述べると、検索したときに上位に表示されるようにサイトを構成することです。)

ネット上には、アダルトサイトへの誘導リンクが数限りなく溢れています。例として、キーワード「和歌山市 掲示板」、「御坊市 掲示板」などで検索してみてください。数多くのアダルトサイト・出会サイトへの公序良俗に反するサイトが検索でヒットします。

このように、インターネットの世界は綺麗な世界ばかりではありません。
お子様に、公序良俗に反するサイト・好ましくないサイトにアクセスさせたくないなら、フィルタリングサービスを導入されることをお勧めいたします。

WEBフィルタリング(wikipedia)



フィルタリングには、PC用・携帯用のものがあります。PC向けはプロバイダに、携帯用は各キャリアに用意されています。

WEBフィルタリングは、決して万能ではありませんが、高確率で悪質サイトをブロックし見えないようにすることが可能です。

2011年10月3日月曜日

ウィルスが仕込まれたサイト

9月中に、当ブログにウィルスサイトの通報をいただきました。

 確認させていただきましたところ、英語で作成された海外版のサイトに、ウィルスを埋め込んだサイトとして、ウィルス対策ソフトにより検出されております。

 こういったケースですが、それぞれの国によって犯罪性が判断されます。
可能性としては、該当サイト管理者が意図的にウィルスを仕込む場合、あるいは、他の第3者(ハッカー等)が該当サイトの管理権限を不正に得てウィルスを仕込むことも有得るでしょう。


当ケースとは直接的には関係ありませんが。。。

すこし前に話題となった、ガンブラーと呼ばれる種類のウィルスは、WEB管理者のPCに潜んでID・パスワードを不正に盗みそれによりサイト中にウィルスを埋め込むといった手口です。

WEB管理権限(サーバーのIDやパスワード)を盗まれると、それを悪用しサイトを改変し不正なプログラムを埋め込むことが可能となり、これによりウィルスが蔓延させることも可能となります。

ガンブラーウィルス(wikipedia)

 ネットサーフィンにより、不本意にもこういったサイトを踏んでしまう可能性は、誰にもありますので、ウィルス対策ソフトなどによる対策・ブラウザ・ブラウザプラグインなどのセキュリティー更新を頻繁に確認することが必要となります。