2012年1月24日火曜日

◎使用済み下着販売◎



先月パトロール中に発見したサイトの中に、変わったサイトがありました。
それは、「使用済み下着販売のオークション」でした。
一昔前に流行った、「ブルセラ」のようなものだと思われます。
そのオークションサイトの中で個人販売をしている和歌山の方を発見しました。
Yahoo!オークションなどの大手サイトは、使用済み下着の販売を禁止しています。)

現在では、青少年育成条例により18歳未満の使用済み下着の売買は禁止しています。
和歌山県 条例 青少年育成条例 第13条第5項第3号に記載されています。

  ~以下 和歌山県条例より抜粋~

 (有害指定等)
第13条      知事は、興行、図書等のうち、その内容の全部又は一部が、著しく性的感情を刺激し、著しく粗暴性若しくは残忍性を助長し、犯罪を誘発し、又は著しく犯罪性を助長する等青少年の健全な育成を害するおそれがあると認めるときは、当該興行又は図書等を青少年の健全な育成に有害なものとして指定することができる。

  5 第1項及び第2項の規定にかかわらず、次に掲げるものは、青少年の健全な育成に有害な図書等又は刃物類若しくは器具類とする
  (6) 主として性に関する器具、がん具その他の物品で規則で定めるもの
 (8条例40・平16条例51・平19条例60・平20条例48・平21条例23・一部改正)


  和歌山県青少年健全育成条例施行規則

  (有害な図書等又は刃物類若しくは器具類の内容等)
第3条  条例第13条第5項第1号に規定する規則で定める内容、同項第2号
 に規定する規則で定める内容及び同項第3号に規定する規則で定める内容は、
  それぞれ次の各号のいずれかに該当するものとする。
  
  6 条例第13条第5項第6号に規定する規則で定める主として性に関する器
  具、がん具その他の物品は、次に掲げるもの(薬事法(昭和35年法律第1
  45号)による製造許可を受けた医療用具としての避妊用具を除く。)とす
  る。
    (3) 専ら性的感情を刺激し、又は性的興味をそそることを目的とした下着類


 
 他府県では、使用済み下着を女子高生から購入した疑いのある男性3人が書類送検されたとのニュースもありましたので、購入しない様にご注意ください!!!


2012年1月11日水曜日

なりすまし被害




和歌山県の掲示板で『なりすまし被害に遭っています。』という書き込みを発見しました。この方の被害状況は→他人が嫌がらせをする為に、名前と顔写真の画像を勝手に使用してこの女性になりすまし、掲示板等に「友達募集」や「実際に会いましょう」というような文章を書き込みされている。というものでした。
この方のように本人が使用しているものとは別に新たに開設し作成されたり、本人が使用しているものを不正アクセスによって改ざんする、などの方法があります。


なりすまし被害は最近FacebookTwitterなどでも多発しています。有名人のなりすましも多いですが、一般の方でも被害にあっている人は沢山います。個人のページで本人の名前と顔写真を使われていては、誰もが騙されてしまいますよね。
FacebookTwitterに限らず、mixiGREEHPBLOGなど多種多様な所になりすましは潜んでいるのです。


そして自分自身が正規のユーザーであったとしても、IDパスワードを入手されてしまえば、アクセス制御機能によって利用が制限されているコンピュータでも不正アクセスをして悪用されてしまいます。所有・管理している本人が、知らない間に不正に改ざんされてしまった・・・なんて恐ろしい事もおこってしまうので注意しましょう。


さらには、なりすましメールという偽装行為があります。メールソフトや設定の変更で送信元のアドレスを偽って送る事が出来るのです。企業や第三者、あなた自身のアドレスを装って送られてきます。例えば、本当の送信元はNTTdocomoの携帯電話からではないのに、アドレスを「×××@docomo.ne.jp」と名乗るといったようなケースがあります。


なりすまし行為は、いじめフィッシング詐欺・ワンクリック詐欺ウィルス添付など、様々な犯罪に利用されます。個人のHPやBLOGなどにUPする個人情報や画像にも気をつけなければなりません。そして、ユーザーIDパスワードをきちんと管理することが大切です。他人に教えたり、推測されやすいパスワードは設定しないようにしましょう。



2012年1月10日火曜日

ウィルスが仕掛けられたサイト

パトロールをしておりますと、時々ウィルスを含んだサイトに遭遇します。
こういった時、通常、ウィルス対策ソフトがそれを感知し知らせてくれます。

私たちは、知らず知らずのうちにウィルスが仕掛けられたサイトに出くわすことがあるのです。これらは、第3者による改ざんなどサイト管理者自身も気がついてない場合があります。

こういった場合、有効なのがウィルス対策ソフトなのですが、実は、それだけでは不十分なのです。まず、必須なのがルータの設置。ルータは簡易ファイヤーウォールの役割を果たしてくれます。

そして、次に必要なのが、ウィルス対策ソフトのパターン更新、OSのアップデート、ブラウザ及びブラウザのプラグインソフト(FLASH・JAVA・READERなどのブラウザと共に機能するプラグインソフト)のアップデートです。



ところが、実際、自分のパソコンのアップデートの状況を知ることは、けっこう手間です。

そこで、お勧めなのが、このサイトです。
↓F-SECUREのサイトです。
http://www.f-secure.com/ja/web/home_jp/home

こちらのサイトで、
無料ヘルスチェック
お使いのコンピュータは保護されていますか? 今すぐ無料のヘルスチェックでセキュリティの状態を調べ、問題があれば修正してください。

のリンクからPCのアップデート状況のチェックができます。
(実行にはJAVAを使いますのでJAVAがインストールされている必要があります。)

ここでチェックした結果に従って、必要なアップデートをおこなうと良いでしょう。
ただし、ウィルス対策ソフトはFセキュアのものが推奨なので、他社のものは最新の状態でもグレードアップ可能という結果が現れます。


2012年1月5日木曜日

あけましておめでとうございます。



あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


新年早々に見つけたのが、「偽ブランドコピー商品販売サイトへの勧誘リンク」です。偽物ブランド品につきましては、すでにブログに掲載させていただいておりますので、本日、別の「罠の仕掛けられたサイト」について書かせていただきます。

このようなサイトは、訪れた時点では、特に問題を感じることは無いと感じますが、実は、その後が問題なんです。


さて、ハイパーリンクってとっても便利です。WEBページからWEBページへ、エクセルシートからWEBページへ、受信メールからWEBページへと、とても楽にネットサーフィンができます。でも、そういうところに、 罠が仕掛けられていることがあります。

例えば、知らず知らずの間に受信したメールのリンクをクリックすると、以下のようなサイトにつながりました。 これはメールアドレスを収集することを目的とした掲示板です。


こんな形式の掲示板で、<メールする> をクリックすると、自分のPCのメールクライアントが立ち上がります。各リンクを調べてみると、すべて同じアドレス宛てにメールを送信する仕組みになっています。(もちろん送信ボタンを押さないと送信はしませんが。)

相手の究極の狙いは「メールアドレスを収集」することです。 
収集したメールアドレスの用途は、
(1)出会サイトからのしつこい勧誘
(2)フィッシングメール(詐欺)の送信などに使われたりもします。


最悪、「メールアドレス = 個人情報」が闇取引され多くのフィッシングメールを受け取らされることにもなりそうですね。気をつけましょう。