2013年3月19日火曜日

平成24年度パトロール事業終了について

本年度のパトロール事業は、平成24年3月19日をもって終了となりました。
長らくブログを読んでいただきありがとうございました。

2013年1月25日金曜日

ソーシャルゲームの課金問題


ここ数年、ケータイ電話やスマートフォンで遊べるソーシャルゲームが注目されています。
このソーシャルゲームとはゲーム機やソフトを購入しなくてもプレイできるネット上のゲームです。

日本で有名なのはモバゲーやグリーなどですが、
主にSNS上の他のプレーヤーとの協力や競争、カードやアイテムの収集を目的にしている内容が多く、基本的にプレイ料金は無料で、アイテム課金制のシステムを導入するのが主流となっています。
このアイテム課金制とは、ゲームプレイが有利になるアイテムや入手困難なレアアイテム、ゲーム内のキャラクターに着せるための特殊な衣装(アバター)が販売されています。

アイテム課金制で一番危険なのが、入手困難な「レアアイテム」を手に入れるための「コンプガチャ」といわれる販売手法です。

このコンプガチャとは、通称「ガチャ」といわれる電子クジの事で、1回数百円から高いものは数千円のものもあります。
しかし、レアアイテムを入手するには運の要素が大きく、数回で引き当てる時もあれば何百回やっても当たらない事もあり、大変ギャンブル性が高く、普通では考えられないほどの大金を注ぎ込んでしまう人も多く問題視されています。

色々問題視されているコンプガチャですが、現在は未成年者に対して月額5000円~10000円の課金上限が儲けられていますが、先日ソーシャルゲーム大手GREE(グリー)で、未成年利用者に上限を超えて課金していた問題が発覚しました。


ITmediaニュース」より引用------------------------------------------------------

2013年01月21日 11時51分 更新
グリーの未成年上限超え課金、5544人・4937万円に拡大

ソーシャルゲームサービス「GREE」で未成年ユーザーの利用上限額を超えて課金する不具合が見つかった問題で、グリーは1月18日、新たな不具合が見つかったことを明らかにした。1月7日には未成年ユーザー733人で計2811万円分の超過課金を行っていた発表していたが、新たな不具合の発覚で計5544人、4937万円に拡大した。

GREEは昨年4月26日から、未成年ユーザーの利用金額制限を導入。15歳以下は月間5000円、16~19歳は月間1万円までしか利用できないようにすると発表していたが、課金制限が有効に機能していたのは決済に「GREEプリペイドカード」を利用した場合のみ。それ以外の決済方法を選んだユーザは、上限を超えて課金されていたという。

上限を超えて課金されていたユーザーは、すでに発表済みの、(1)クレジットカード決済のユーザーに加え、(2)課金制限を行う以前、制限額を超えた「GREE」月額コースに加入し、そのコースを継続したユーザーと、(3)楽天Edy決済のユーザー。

さらに、他社決済システム接続時、決済通知をグリーのサーバが受け取るまでにタイムラグが生じ、その間に別の手段で決済した場合、利用上限機能が正しく動作しない設定ミスも見つかったという。

ほとんどの障害は1月18日までに修正を終えているが、GREE月額コースのユーザーのみ、現在も障害が継続中。影響を最小限に抑えるため、18日から一部キャリアを利用中の未成年が月額コースに加入できないよう、申し込み受け付けを停止したという。

同社は障害についてサイトのお知らせ欄で告知。該当ユーザーに個別メールを送っているほか、電話などで問い合わせを受け付けている。1月17日までに、影響があった未成年ユーザーのうち136人と連絡が取れており、1月下旬から順次、超過金の返還を行っていくとしている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1301/21/news041.html
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成人でも歯止めが利かなくなる事も多々あるソーシャルゲームのコンプガチャですが、それが未成年になると更に見境がなくなる可能性もあります。
お小遣いの範囲内でプレイしている分にはあまり問題ではないと思いますが、
親に内緒で勝手に親のクレジットカードを登録して遊んでいたケースもありますので注意が必要だと思います。
親のカードで400万円使った子ども、ヘソクリ全額150万円をつぎ込んだ主婦……」