2012年8月21日火曜日

スマートフォン、無料でウィルス対策!


今回はスマートフォン(通称:スマホ)のウィルス対策について書きたいと思います。

ここ数年で爆発的に普及しているスマホですが、ネットサーフィンはガラケー(ケータイ電話)とは比べ物にならないほど快適ですし、なんと言っても便利なアプリも沢山あります。
特にFacebookLineTwitter に代表されるSNS。その他Cloud サービス等はスマホの出現で利用価値がグンと高くなりました。



そんな便利なスマホですが、意外とセキュリティ対策はあまり意識しないユーザもいるそうです。
※Yahooジャパン

そして日本国内では主にiPhoneとAndroid 端末の2種がスマホの主流となっていますが、
このiPhoneとAndroid では、特に後者のAndroid 系端末がウィルスに感染する確立が高いようです。
※ J-CASTニュースニュースIT

そこで今回は少しでも安心してスマホを利用できるように、無料で使えるAndroid 用ウィルス対策ソフトをご紹介したいと思います。

ドコモ安心スキャン
ドコモのスマホを使用しているユーザ専用のセキュリティソフトです。
インターネットサービスとしてセキュリティサービスをクラウド化して提供しています。
NTTドコモ側で最新のセキュリティ環境を維持し、端末を最新の情報で検査できるようにしています。

また、ソフトバンクは有料ですが「スマートセキュリティ」として同じ様なサービスを提供しています。 
「AVG AntiVirus Free for Android
 Windowsでもお馴染みです。動作の軽さでは定評があります。
また、万一タブレットやスマホの紛失や盗難に遭ったとしても、リモート操作で現在の位置を確認し、個人情報等のデータを消去するなどといったセキュリティ対策も可能です。


ノートン モバイルセキュリティ LITE
パソコン用セキュリティソフトの定番になっているノートンセキュリティのモバイル版です。
ノートンがパソコンセキュリティで培った「マルウェア対策」「セキュリティ対策」などオンラインの専門技術を、モバイルにも適応。

ところでiPhoneの場合、正規の使用方法でのウィルス感染報告はまだ無いようです。

それはなぜかクエッションマーク


iPhoneユーザの方はご存知の通り、iPhone用アプリはAppStore 経由でのみインストールされます。

つまり、アップル社が徹底的にチェックしたアプリのみが配布されているので「安全性が高い=ウィルス感染の可能性が低い」という事です。


一方でAndroid の場合は、Googelが運営するAndroid マーケットの他に、NTTドコモが運営するドコモマーケットなど多種多様ですし、そもそもAndroidはアプリの配布が自由だという部分がセキュリティの危弱性の一因だとされています。

ちなみにiPhoneにも有料ですがウィルス対策ソフトがありますのでご紹介します。
疑わしいファイルやウェブサイトを開く前に、または Dropbox や iDisk がウィルスに侵されていないかを定期的にチェックする「オンデマンドスキャナ」として機能します。
※(価格は350円で、1年間の定義ファイルのアップデート契約が含まれる。それ以降の利用は年額230円のアプリ内課金) 


スマホに対するウィルス脅威はこれからも爆発的に増えてきます。
個人情報の塊であるアナタのスマホが、もしウィルスに感染してしまったら?

スマホに保存されているアドレス帳や思い出の写真、ネットバンキングのログインパスワードまでもが勝手にあちこちにバラ撒かれてしまう! が~ん2 なんて事もありえる訳です。



その脅威から大切なデータを鍵守れるのは自分自身だという事を、常に忘れないようにしてくださいね。





2012年8月3日金曜日

いじめ問題




 ここ最近、大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題がNEWSで大きく取り上げられています。本当に悲しい事件です。
 この問題に関連し、ネット上の掲示板などにいじめの加害者とされている生徒達やその家族の名前・写真・職場の連絡先までもが載せられています。 
 いじめは許さないという正義感からなのかも知れませんが、その載せられていた情報があろうことかこの事件とは無関係の方々の情報も混ざっていた為、その方の職場にまでも中傷やいたずらの電話がかかってくるなどの新たな被害者が出ています。 被害届を受けた滋賀県警は名誉毀損容疑で捜査しているようですが、この場合は、ネット情報の確認を怠り他人の個人情報などをネットに載せてしまった結果です。 私たちも日々パトロールをしていて一番多く目に付くのが、誹謗中傷や他人の個人情報を載せている掲示板です。 しかし、ネット情報が元で問題の真実解明に繋がる事があるのも事実なので全く悪いことばかりではないようですが・・・
 芸能人ではデヴィ夫人が、自分のブログにこのいじめ事件を取り上げ、「この生徒が加害者だ」と載せていた写真が全く関係のない方の写真であったり、偽りの情報も一時載せていました。怒りの方が先にきてしまい、インターネットで流れている情報が事実だと信じて疑わなかったようですが、影響力の大きな芸能人の方がこのような情報をネット上に載せるのは、少しお粗末ではないでしょうか。 載せられた方の1人が「名誉毀損」で提訴へ動き出しました。
 和歌山県は、過去のいじめ調査の結果では、09年度まで3年連続で全国最少だったりと喜ばしい結果ですが、年々増えてきているようです。 

 和歌山県教委は県内のすべての公立の学校でいじめ実態把握のためのアンケートを9月にも行い、いじめの疑いがある事例には学校と連携して対処するとのことです。

 ネットの世界は大変便利ですが、掲示板などへの書き込みでいじめに発展し、大きな問題となることもあるので、気を付けて上手に使っていきたいものです。