2011年10月4日火曜日

公序良俗とネットフィルタ

ネットパトロールをしておりますと、猥褻(わいせつ)な文章表現や画像がたくさん見受られます。

アダルトサイトでは、一般的に18歳以上/未満 の年齢確認が行われます。
しかし、年齢確認が行われないサイトや、場合によっては、利用契約として本人の個人情報を入力する前の段階で「契約成立しました。」、「あなたの個人情報を取得しました。」というような、詐欺まがいの手法で構成されたサイトもあります。また、米国のサーバーを使用し米国の法律を適用するサイトとして日本語のポルノサイトも存在します。

このようなアダルトサイト周辺には、日本の多くのネットユーザーに見せることを目的として作成された アダルトサイトリンク集(掲示板形式)が沢山存在します。(アフィリエイトです。)

そして、このアダルトサイトリンク集となっている掲示板は、普通の人が、「国内各市町村名」と「掲示板」をキーワードに検索すれば、かなりの上位にヒットするように検索エンジン最適化(SEO)が行われています。
(SEOとは、簡単に述べると、検索したときに上位に表示されるようにサイトを構成することです。)

ネット上には、アダルトサイトへの誘導リンクが数限りなく溢れています。例として、キーワード「和歌山市 掲示板」、「御坊市 掲示板」などで検索してみてください。数多くのアダルトサイト・出会サイトへの公序良俗に反するサイトが検索でヒットします。

このように、インターネットの世界は綺麗な世界ばかりではありません。
お子様に、公序良俗に反するサイト・好ましくないサイトにアクセスさせたくないなら、フィルタリングサービスを導入されることをお勧めいたします。

WEBフィルタリング(wikipedia)



フィルタリングには、PC用・携帯用のものがあります。PC向けはプロバイダに、携帯用は各キャリアに用意されています。

WEBフィルタリングは、決して万能ではありませんが、高確率で悪質サイトをブロックし見えないようにすることが可能です。