2012年1月11日水曜日

なりすまし被害




和歌山県の掲示板で『なりすまし被害に遭っています。』という書き込みを発見しました。この方の被害状況は→他人が嫌がらせをする為に、名前と顔写真の画像を勝手に使用してこの女性になりすまし、掲示板等に「友達募集」や「実際に会いましょう」というような文章を書き込みされている。というものでした。
この方のように本人が使用しているものとは別に新たに開設し作成されたり、本人が使用しているものを不正アクセスによって改ざんする、などの方法があります。


なりすまし被害は最近FacebookTwitterなどでも多発しています。有名人のなりすましも多いですが、一般の方でも被害にあっている人は沢山います。個人のページで本人の名前と顔写真を使われていては、誰もが騙されてしまいますよね。
FacebookTwitterに限らず、mixiGREEHPBLOGなど多種多様な所になりすましは潜んでいるのです。


そして自分自身が正規のユーザーであったとしても、IDパスワードを入手されてしまえば、アクセス制御機能によって利用が制限されているコンピュータでも不正アクセスをして悪用されてしまいます。所有・管理している本人が、知らない間に不正に改ざんされてしまった・・・なんて恐ろしい事もおこってしまうので注意しましょう。


さらには、なりすましメールという偽装行為があります。メールソフトや設定の変更で送信元のアドレスを偽って送る事が出来るのです。企業や第三者、あなた自身のアドレスを装って送られてきます。例えば、本当の送信元はNTTdocomoの携帯電話からではないのに、アドレスを「×××@docomo.ne.jp」と名乗るといったようなケースがあります。


なりすまし行為は、いじめフィッシング詐欺・ワンクリック詐欺ウィルス添付など、様々な犯罪に利用されます。個人のHPやBLOGなどにUPする個人情報や画像にも気をつけなければなりません。そして、ユーザーIDパスワードをきちんと管理することが大切です。他人に教えたり、推測されやすいパスワードは設定しないようにしましょう。